製造所を訪ねて

第二回 久米仙酒造(株)

この春まで当協議会の代表理事であった平良正諭輝社長が経営する久米仙酒造でもろみ酢の現状、将来展望についてお話を聞いた。

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第一回 石川酒造場 ~先駆者の挑戦~


石川酒造に行く途中
▲石川酒造に行く途中で

2月23日、温暖化の影響なのか、沖縄はこの日も夏のようなギラギラとした日差しが差し込んでいた。今回から始まった「もろみ酢の里」沖縄の製造所訪問。その初回を飾るのは、この酒造所をおいて他にないだろう。

「もろみ酢の生みの親」石川酒造場。この伝統ある蔵元の二代目であり、今から36年前に「もろみ酢」を初めて開発・商品化した張本人、石川社長にお話を聞いた。
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(株)石川酒造場


石川信夫社長 創業者 石川政次郎(先代の社長)は琉球王朝時代に酒造りが認められた地域(首里3箇)に育ち酒造りの技術を身につけ奄美大島や石垣島にも技術指導に出向いていた。昭和10年、縁あって台湾に渡り、専売局で酒造りに携わる。終戦後、沖縄に帰省。
昭和21年に設立された沖縄民生府財政部が直接運営する5ヶ所の酒造元のうちの首里酒造所に勤務した。昭和24年各酒造所が民営化された際、100 軒近くの免許業者が生まれたが、その中の1人として石川酒造場を興す。昭和34年5月、合資会社石川酒造場となり、昭和47年8月現社長石川信夫が2代目 に就任。平成5年12月、株式会社石川酒造場として商号変更し組織を拡大した。また本場泡盛の製造技法も昔ながらの”かめ仕込・かめ貯蔵”の伝統を受け継 いでいる県内唯一の酒造所となり、現在に至る。

会社概要

商号 株式会社石川酒造場
創業 昭和24年5月
代表者 代表取締役社長 石川信夫
本社・工場所在地
東京営業所
沖縄県中頭郡西原町字小那覇1438番地1
東京都大東区下谷2丁目3番10号402号室
事業内容 泡盛その他酒類の製造販売
清涼飲料水その他の飲料の製造販売
飼料、肥料の製造販売
資本金 3,350万円(平成17年5月末)
年商 530百万円(平成18年5月末)
従業員数 28名(平成18年5月末)
うちパート5名

会社沿革

年月 項目
昭和24年5月 那覇市首里寒川の地で創業
昭和34年5月 合名会社石川酒造場設立 資本金1,000万円
昭和47年8月 石川信夫が2代目に就任 代表取締役社長
昭和48年 黒麹菌が生成するクエン酸に注目し蒸留後の酒粕(かしじぇー)を使った「もろみ酢」を開発し商品化
平成2年 工場拡張のため西原町字小那覇に移転
平成5年12月 株式会社石川酒造場に商号変更 資本金2,000万円に増額
平成8年6月 資本金3,350万円に増額
平成11年9月 創業50年
平成15年7月 泡盛・もろみ酢の製造品質の国際規格ISO9001を取得
平成15年12月 東京営業所開所
平成16年4月 (株)石川酒造場の時計塔モニュメントが西原町上原に完成
平成17年8月 新工場落成
平成17年 代表取締役社長 石川信夫、各種賞を受賞(古波津製造業育成基金技術功労賞・沖縄タイムス賞・第一回日本ものづくり大賞・旭日小綬章・沖縄ビジネス大賞オンリーワン賞)
平成18年 代表取締役社長 石川信夫、各種賞を受賞(那覇市体育協会創立60周年功労賞・琉球新報賞)